帯状疱疹の原因
帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルス「水痘・帯状疱疹ウイルス」が原因の病気です。水ぼうそうになると、治った後もウイルスは症状を出さない状態で体内に潜み続けています。そのため、水ぼうそうになったことのある人なら、ウイルスが体内に潜み続けているため、帯状疱疹になる可能性があります。
ここでは、帯状疱疹がどのように発症するのかを詳しく説明します。また、どのような人がなりやすいのか、再発する可能性はあるのか、人にうつることはあるのか、についても紹介します。
帯状疱疹の原因は水ぼうそうと同じウイルス
帯状疱疹の原因は、多くの人が子どもの頃に感染する水ぼうそうと同じ「水痘・帯状疱疹ウイルス」です。水ぼうそうが治った後も、ウイルスは背骨に近い神経に症状を出さない状態で潜んでおり、加齢や疲労、ストレスなどによって免疫力が低下するとウイルスが再び目覚め、帯状疱疹として発症します。
水ぼうそうの発症
水ぼうそうは、「水痘・帯状疱疹ウイルス」が原因の感染症です。このウイルスに初めて感染したときには、水ぼうそうとして発症します。多くの人は子どもの頃になり、かゆみを伴う発疹(水ぶくれ)と発熱が主な症状で、通常1週間ほどで治まります。しかし、その後もウイルスは背骨に近い神経に生涯にわたって症状を出さない状態で潜み、加齢や疲労、ストレスなどによって免疫力が低下すると再びウイルスが目覚めはじめます。水ぼうそうと同じウイルスが原因ですが、形を変えて発症するのが帯状疱疹です。
帯状疱疹の発症
免疫力が低下すると、背骨に近い神経に症状を出さない状態で潜んでいたウイルスが再び目覚め、帯状疱疹を発症します。このウイルスは、神経を傷つけながら皮膚に向かうため、多くの場合は、皮膚症状が現れる数日前に痛みが生じます。
帯状疱疹は人にうつるのか?
帯状疱疹を発症した人の水ぶくれの中には、その原因となるウイルスが存在しています。水ぼうそうになったことのない人に帯状疱疹としてうつることはありませんが、主に接触することによって、水ぼうそうとしてうつる可能性があります。一方で、すでに水ぼうそうになったことのある人に帯状疱疹としてうつることはありません。
帯状疱疹が人にうつるとどうなるか?
家族でコロナ感染しましたが、症状が違うと言うことは、感染経路が違うと言う事でしょ…