骨密度検査
骨密度検査
骨を構成しているカルシウムなどのミネラル類の量を測定し骨密度を調べる検査です。ミネラル成分が不足すると骨がもろくなり骨折しやすくなります。骨粗しょう症の診断及び経過観察に有効です。
当院では前腕の橈骨の密度を測定するDEX(DEXA)法です。
検査時間は5分程度。手や腕につけている貴金属類をはずし、写真のように準備。X線撮影し終了となります。
《骨粗しょう症》
骨の強度が低下し、骨折しやすくなる骨の病気。つまずいて手や肘をついた、くしゃみをしたなど、わずかな衝撃で骨折してしまうことがあります。痛みなどの自覚症状がないことが多く、定期的な検査をお勧めします。
骨を形成するカルシウムやマグネシウムの不足や、カルシウムの吸収に必要なビタミンDなどのビタミンがバランスよく摂れていないことが挙げられ、運動不足も骨粗しょう症の要因となります。閉経後、女性ホルモン(エストロゲン)が減少するため、高齢女性の発症リスクも高くなっています。その他、胃を切除した人、日光浴不足、痩せている人もリスクがあるようです。
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